現状


 山形県の高齢化率は現在28%を超え、全国的にみても高い割合となっております。
今後も高齢化率は上昇していく見込みで、ますます介護が必要な人々が増え、
支える人材として介護職員が必要とされるようになっております。
 しかし、介護の現場においては人員不足が慢性化し社会問題となるほど深刻化しております。
加えて、介護福祉士の養成においても、昨今、大きな変革を迎え、具体的には養成課程修了後に国家試験受験・合格により資格取得へ、またカリキュラムにおいても「医療的ケア」の追加等、介護福祉教育の専門性の拡大を見るところです。それ程期待される専門資格であるといえます。
 明徳福祉専門学校は、将来を担う介護福祉士を養成していきたいと考えております。


方針


地元密着主義

 実習施設は全て県内です。だから、“今の山形の福祉”が理解できます。

 

少数で目の届く教育

 20名という少数での学習により、一人ひとりのレベルアップが望めます。


校長あいさつ


校長   長岡 由彦 
明徳福祉専門学校は、山形県内で初めての介護福祉士養成施設の専門学校として、2012年(平成24)年4月山形市に開校いたしました。ひとえに関係者各位のご尽力の賜物と深謝申し上げます。
山形県は、高齢化率が28%を超え、介護を必要とする方々が増えていく傾向にあります。また、家族形態の変化から家庭内介護の困難性も増しており、介護支援への取り組みが課題となってきています。そのため、特に介護人材の確保が急務と考えられています。
本校は、この課題に対処すべく介護を担う人材を養成する専門学校です。介護福祉士の大きな役割には「生活支援」と「自立支援」があげられます。専門的知識・技術を身に付けるのは必須のこと、介護福祉士には高い倫理性が求められます。本校の養成課程においては、人間愛に基づいた“尊厳”の理解を探究し、介護を必要とする方々に最も身近な存在である介護の専門職を育てることを、教職員一同の共通認識として介護教育にあたっております。